Unity_Lesson

画面を分割し、ローカルマルチを実装

Player Input Managerでは、プレイヤー毎のカメラ分割機能もサポートしています。

カメラ分割を有効にするには、Split-Screen > Enable Split-Screen項目にチェックを入れます。
すると、詳細設定項目が出現します。


カメラの配置

Player Input Managerの画面分割機能を有効化すると、各プレイヤー毎の視点のカメラで画面分割することができます。

まず、プレイヤーを写すカメラオブジェクトを配置します。

プレイヤーをPrefabとしている場合、Prefabの子オブジェクトとして配置すれば良いでしょう。


この場合、例えばルートのプレイヤーオブジェクト直下にカメラオブジェクトとCharacter Controllerオブジェクトが存在する形になります。


Player Input側の設定

Player InputコンポーネントのCamera項目に、前述のプレイヤー用カメラを指定します。


画面分割方法の設定

画面分割の仕方は、Player Input ManagerコンポーネントのSplie-Screen以下の項目から設定します。


Maintain Aspect Ratio項目は、画面分割する際にカメラのアスペクト比を維持する設定です。

Set Fixed Number項目は、分割表示する画面数を固定化する設定です。チェックを入れると、その下に出現するNumber of Screens項目から画面数を指定できます。


例えば4を指定すると、最初から画面を4分割する前提でカメラ画面の表示領域が計算されます。

Screen Rectangle項目には、画面全体の表示領域をビューポート座標として指定します。


初期値は画面全体を表す(0, 0) 〜 (1, 1)です。

実行すると、プレイヤー入室時、数に応じて適切に画面分割されているのを確認できます。