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Set Pass Callsは、GPUが描画するために必要なマテリアルやシェーダーの状態を設定するための呼び出しです。このプロセスは、描画時にどのマテリアルとシェーダーを使うかをGPUに指示するもので、通常、以下のような点に関わります。

Set Pass Callsの仕組み

  1. GPUの状態設定:
    Set Pass Callは、特定のマテリアルやシェーダーをGPUに設定するために必要なもので、特に異なるマテリアルやシェーダーを切り替えるときに発生します。

  2. 描画呼び出しの前:
    描画コールの前に、マテリアルやシェーダーの設定が必要であるため、各描画呼び出しの直前に発生します。つまり、同じマテリアルを持つオブジェクトを連続して描画する場合、最初の描画呼び出し時に1回のSet Pass Callが必要で、その後同じマテリアルであれば追加のSet Pass Callは発生しません。

Set Pass Callsが発生する条件

描画の効率化

まとめ

このように、Set Pass CallsはGPUの描画プロセスにおいて重要な役割を果たし、描画の効率に直接影響を与えます。