以下は、Unityにおける「シーンファイル」、「プロジェクトファイル」、「metaファイル(GUID)」、「プレハブ」、「ビルドファイル」の解説です。
シーンファイルは、Unityのシーンを保存したファイルで、.unity
拡張子が付いています。シーン内のゲームオブジェクトやその配置、カメラ、ライトなどの情報がこのファイルに保存されます。シーンファイルを開くことで、プロジェクト内でそのシーンを編集したりプレイできるようになります。
MainScene.unity
, Level1.unity
プロジェクトファイルは、Unityプロジェクト全体を構成するファイル群です。具体的には、プロジェクトのアセット(テクスチャ、スクリプト、モデルなど)、シーン、設定ファイル、ビルド設定などが含まれています。これらのファイルを一緒に管理することで、ゲーム全体のデータや構成が保たれます。
.meta
ファイルは、Unityでアセットを管理するためのファイルで、各アセットに関連付けられた一種の識別子です。このファイルには、Unityがアセットを一意に特定するためのGUID(Global Unique Identifier)が保存されています。meta
ファイルを介して、Unityはアセットが他のアセットとどのように関連しているかを追跡します。
プレハブは、ゲームオブジェクトのテンプレートです。シーン内に配置されたゲームオブジェクトやその設定を一括して保存し、再利用可能にしたものです。例えば、プレイヤーキャラクターや敵キャラクターなど、複数のシーンや異なる場所で同じオブジェクトを使用したい場合、プレハブとして保存しておくことで効率よく配置・管理ができます。
ビルドファイルは、Unityでプロジェクトをビルド(エクスポート)した際に生成されるファイル群です。ゲームを実行可能な状態にパッケージ化したもので、ターゲットプラットフォーム(Windows、macOS、Android、iOSなど)に応じて異なる形式のファイルが出力されます。
.exe
ファイルと関連するデータフォルダ.apk
ファイル