Unity_Lesson

以下は、Unityにおける「シーン」、「プロジェクト」、「ヒエラルキー」、「ゲームオブジェクト」、「コンポーネント」の基本的な解説です。

1. シーン (Scene)

シーンは、Unityのゲームやアプリケーションにおける個々のステージや環境です。ゲームの中でプレイヤーが体験する空間やレベルを表しており、例えばタイトル画面やゲームプレイ中のフィールドなどをシーンとして分けて管理します。

シーン内にはオブジェクトやキャラクター、ライト、カメラなどが配置され、ゲームの内容が構成されています。


2. プロジェクト (Project)

プロジェクトは、Unityで開発しているゲームやアプリケーションの全体的な構造を指します。プロジェクトフォルダ内には、アセット(スクリプト、テクスチャ、音声、モデルなど)やシーンデータ、設定ファイルなどが含まれています。


3. ヒエラルキー (Hierarchy)

ヒエラルキーは、シーン内のすべてのゲームオブジェクトの構造を表示・管理するウィンドウです。ここでゲームオブジェクトの親子関係を設定したり、オブジェクトの位置や順序を確認できます。


4. ゲームオブジェクト (GameObject)

ゲームオブジェクトは、シーン内のすべてのオブジェクトを表す基礎的な要素です。プレイヤー、敵、アイテム、カメラ、ライト、背景など、ほぼすべてがゲームオブジェクトとして存在します。ゲームオブジェクト自体は機能を持たず、各種「コンポーネント」を追加することで具体的な挙動や見た目を持たせます。


5. コンポーネント (Component)

コンポーネントは、ゲームオブジェクトに付与される要素で、オブジェクトに特定の機能や挙動を追加します。例えば、オブジェクトに「移動」を可能にするコンポーネント、描画を行うコンポーネント、物理挙動を追加するコンポーネントなどがあります。